新設床板工事
橋梁床版工事とは
私たちは橋梁における床版工事に携わっています。
橋を通る車の重さを橋桁や橋脚に伝える部分を床版といいますが、橋桁が架けられた状態から、床版型枠組立、床版鉄筋組立、床版コンクリート打設、地覆高欄組立を行い、舗装工事の会社へ引き継ぐまでが私たちの仕事です。
橋梁工事は、人々の生活に欠かせない物流や産業を支える重要な工事です。
橋梁床版工事の流れ
00
着工前(架設完了)
コンクリートで出来た橋台の上に鉄製の橋桁を載せて足場を組立てるまでが架設工(鳶さん)の仕事です。
01
型枠施工図作成
型枠組立に必要な数値の入った型枠施工図を現場を熟知している職長が作成します。
02
床版型枠組立
鋼製ビーム、パイプサポートなどの支保工材を使用して床版型枠を組み立てます。
03
床版鉄筋組立
工場で加工した鉄筋を床版型枠の上に並べて細い針金で鉄筋同士を縛り固定します。
04
床版コンクリート打設
生コン車で運んできたコンクリートをコンクリート圧送車で型枠の上に流し込み表面を平らに均します。
05
伸縮装置設置
橋と橋台の隙間(遊間)に伸縮装置を設置します。
(橋は温度変化によって伸び縮みするのでそれを吸収する為に伸縮装置が必要になります。)
06
地覆、壁高欄型枠組立
工場で加工した型枠パネルを組立その中にコンクリートを流し込みます。
07
橋梁防護柵設置
地覆、壁高欄に埋め込んだアンカーボルトに鋼製の防護柵を設置します。
08
完成
当社の施工範囲はここまでです。
足場の解体後、防水、舗装業者に引き継がれます。
補修工事
近年、老朽化が進む道路橋の維持管理において、補修工事を行うことがきわめて重要な事業となっています。既設の橋に対する工事については、一般に構造物を活かしながらの施工となるため、現場の状況に対応できる技術・経験が求められます。
橋台拡幅工
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鉄筋組立作業
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型枠組立作業
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型枠組立完了
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施工完了
高欄取替工
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施工前
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アンカーボルト埋込作業
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高欄設置作業
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施工後
沓座取替工
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施工前
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型枠組立
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コンクリート打設
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施工完了